
JR各社に限らず全国に増えてきている鉄道博物館や鉄道テーマパーク。
JR東海にも元々佐久間レールパークという小さな博物館が飯田線沿線にありました。
そこで保管していたり他の場所にあったゆかりの車両を一度に集めオープンさせたのがこの『リニア鉄道館』。
名古屋市の港にあり最近では近くにレゴランド・ジャパンもできて賑やかになりつつある地域です。
そんな親子でいってみたい『リニア鉄道館』をガイドしてみましょう。まずは子どもたちが大好きなジオラマから。

JR東海の博物館だけあってやはりメインは東海道新幹線。
名古屋をモチーフにしたジオラマはHOゲージだったと思います(行ったのが2011年なので記憶違いかも・・・)。
HOゲージのジオラマはやはり遠くでも車両がしっかり見えるし、迫力がありますね。もちろんNゲージも好きですが。

名古屋駅を出発するN700系と在来線ホームに入ってくる313系だと思います。鉄道模型とはいえなかなかのスピード感と大きさで驚く方も多かったですよ。
とにかく大きいので全部を隅々まで見るのは難しいかも。
行程・ワンポイント
名古屋駅からリニア鉄道館に最寄りの金城ふ頭駅までは約25分。
それほど遠くはありません。が、名古屋駅での乗り場がわかりにくい。新幹線側の太閤通南口の少し先にあおなみ線改札口がありますのでご注意を。

こちらがあおなみ線の車両です。
遊ぶところ・みどころ紹介
かかった金額
この親子鉄旅でかかった費用内訳は次の通りです。
- 切符代:名古屋から地下鉄あおなみ線 大人350円/小人180円
- リニア鉄道館の入場料:大人1,000円/小中学500円/幼児200円
- 昼食と飲み物:1,500円くらい
展示車両ガイド
ここからがリニア鉄道館の一番の見どころ。。

まずは定番の東海道新幹線とリニアモーターカー。
入って最初に目に飛び込んでくるのがいきなりメインなのでその迫力にびっくり。
0系、100系、300系、700系が展示されています。車内に入れるといいのですが、それはできない様子。

順不同で紹介しています(笑)
こちらは省電でしょうか、モハ1形式だそうです。ちなみに省電とは鉄道省(国鉄の前進)時代の電車のこと。この電車が進化して今に至るんですね。

左は振り子式特急電車の381系、中央本線の特急しなのに使用されていました。今はJR西日本の一部(特急やくも)に残るだけですね。
右は流線形が特徴で流電とも呼ばれたモハ52形。京阪神間で走っていたようですが、晩年は飯田線にいたとか。僕はこの電車はわかりません(^^;

そして直流電気機関車としては全国で見られたEF58と奥にはC57。昭和前半には東京でもみられた光景でしょうね。
現役のEF58が1台もないのが残念ですね。C57は復活したのに。やはり電気機関車を復活させるのは難しいのでしょうか。

こちらはご存知の方も多いでしょう、湘南色の111系ですが、ライトが大きいですね。
111系の後釜である113系の湘南カラーも岡山地区で走ってるだけで他では見られませんね。115系も含めて国鉄型の車両はあと何年見られることでしょう。

先ほどの381系です。後ろには電化される前に「特急しなの」に使用されていたキハ181が。
キハ181は秋田にも縁があるし、先日いった津山まなびの鉄道館にも展示されていました。非電化区間のエース的特急でしたね。

僕はたった一度だけ、特急はまかぜで兵庫県の豊岡から大阪まで乗りましたが、なかなかパワフルでかっこよかった。

その奥にも懐かしい車両たちが群れをなしてます!
正直僕は乗ったことがない車両ばかりでしたのでもう一世代上の方々には懐かしいでしょうね。

最後に0系ベースのドクターイエロー。
今では幸せの黄色い新幹線と言われ、見たら幸運が訪れると言われていますね。
0系ベースのドクターイエローはここでしか見られないでしょう。

ちなみに外には117系が。
こちらは車内にも入れるようで休憩室のように使われているのかもしれません(確かめてないので確信はありませんが・・・)
この時は一人で行ったので今度は子どもたちと行ってみたいですね。
もちろん大宮の鉄道博物館も京都鉄道博物館にも行ってみたい!
地図・アクセス方法