10月8日、9日に行われた小坂鉄道レールパークの「小坂・鉄道まつり2023」。前回に続き今回はブルートレインあけぼの24系客車の現状を紹介します。現在来春の宿泊営業再開を目指して目下再塗装が進んでいますが、先に出来上がったのはこちらの2両。オハネフ24-12、B個室ソロのオハネ24-555。屋根からの水漏れ、雨漏りなどがあり修繕工事と合わせて再塗装されました。
今回進んでいる修繕は小坂町の事業として進められていますが、当初は町議会での反対などもあり予算案が否決、一時は工事ができない状態でした。が、内容を精査し再度議会に審議をかけ可決、工事が進められています。可能であれば今年度からの営業再開を目指していましたが叶わなかったので、合わせてクラウドファンディングもスタートした次第。小坂町としても誘客のいい資源だと思うものの維持するためにはお金がかかるというものです。リンクを貼っておきますのでどうかご協力をお願いします。
外観も綺麗になりました。現在方向幕は保存会メンバーが所有している九州ブルトレの幕も見られるようになっています。方向幕もブルートレインには重要なパーツですが劣化が激しいのも事実。あと電球とかいろいろ変えの部品がなくなってるものもあるんですよ。
この辺りのデコボコや塗装の剥げが気になっていましたが、綺麗に修復済み。下回りも黒光りしてました。電源を入れて動かせる状態なのでしょうかね?早く宿泊してみたい!
小坂鉄道のキハ2100とのギャップが凄いです。。いずれは小坂鉄道の気動車も綺麗な状態に復元したいものですがこれが一番のネックになりそう。走ることはできないでしょうが外観、内装だけでもきれいにしてあげたいですね。ガラスなども割れていて危険ですし。
現在修繕中なのがカニ24-511と奥にいるため見えませんがA個室シングルデラックスのスロネ24-551。子どもたちと何度も停まったA個室には思い入れがあります(実際の寝台特急あけぼのでは2度しか乗れませんでした、高くて・・・)。こちらも来春の営業再開が楽しみですね。