『父子でお出かけや旅をしよう!』
秋田市在住の親子鉄マスター。父子・親子で楽しめる鉄道スポット、乗り鉄情報など(秋田地区中心)
YR2001鳥海おもちゃ列車「なかよしこよし」号

鉄道車両紹介YR2001鳥海おもちゃ列車「なかよしこよし」号

2018年7月、由利高原鉄道の沿線にある鮎川小学校をリニューアルしてオープンした『鳥海山木のおもちゃ美術館』の開館に合わせて登場したのがYR2001鳥海おもちゃ列車「なかよしこよし」号。由利高原鉄道線では基本毎日運転されています(検査日などを除く)。その車内がすごい!これまでの車両にはない期のおもちゃで遊ぶスペースや木をふんだんに使ったデザイン。子どもだけじゃなく大人も乗って楽しい車両だと思いますよ。

おもちゃ列車
こちらがYR2001の前面。とってもかわいらしいカラーリングですよね。この日はアテンダントさんが乗車するまごころ列車にての登場。乗車券の他特にいらないというのがいいですね。


おもちゃ美術館
車内の座席もいろんなバリエーションがあります。窓に向かっての木の座席、子どもたちが遊ぶスペースをみるロングシートやボックスシートなどなど。

おもちゃ列車

木のぬくもりが伝わるいいデザインですよね。ずっと乗っていたくなります。

おもちゃ美術館

こちらが子どもたちの遊ぶスペース。うちの子、小学生ですが普通に遊んでました(^^;

おもちゃ列車
車内には売店のようなスペースも。ここにも木のおもちゃなどがありましたよ。由利高原鉄道ではいろんなタイプの車両がありますが、こちらのおもちゃ列車も是非乗っていただきたいですね。

YR2001鳥海おもちゃ列車「なかよしこよし」号の詳細は由利高原鉄道公式ホームページをご覧ください。

おもちゃ列車で行く鳥海山木のおもちゃ美術館への旅の記事はこちら。

秋田地区を走る・走った車両紹介 : comments(0) : - : 親子鉄マスター:本田 正博 :

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鉄道車両紹介 あきたクルーズ号

鉄道車両紹介あきたクルーズ号

2018年4月に登場した秋田地区の新しい列車『あきたクルーズ号』

これは秋田港へ近年多く寄港するようになった大型客船のお客さまを港に近い秋田港駅(JR貨物、秋田臨海鉄道)から秋田県内へとお連れする二次アクセス専用列車として旧リゾートしらかみブナ編成をリニューアルしたものです。普段はクルーズ船の専用列車のため一般のお客さんは乗ることができません。が、たまに臨時列車として走らせることもあるようです。

あきたクルーズ号

JR土崎駅から普段旅客列車は乗り入れない秋田港線を走るあきたクルーズ号。曲線やポイントが多いためゆっくりと走ります。秋田港駅から秋田駅までノンストップで約15分で走るようですね。運転される時刻はJR東日本秋田支社のページなどにプレスリリースとして発表されることがあります。

あきたクルーズ号

こちらは運転初日の2018年4月18日。秋田車両センターから秋田駅へ入線するあきたクルーズ号。定員いっぱいになることはあまりないようですが、快適な秋田旅のひとつになれば県民としても嬉しいですね。

あきたクルーズ号
リゾートしらかみブナ編成時代とは違い、クルーズ船専用列車なので錨のマークがついてますね。これもなかなかかわいい。
なおクルーズ船の寄港がない時は(年に20回程度の寄港がある予定)、秋田車両センターに留置されています。

あきたクルーズ号

基本的にキハ48系リゾートしらかみブナ編成をリニューアルたため外観しか変わってはいないようです。

あきたクルーズ号

秋田港駅のホームも新たに設置しましたが4両編成までしか対応できないようでこれ以上長い列車は走らせられません。そういえば昭和60年代国鉄時代に秋田県立スケート場(向浜)まで50系客車が運転されましたが、あれも4両だったかも?

あきたクルーズ号

秋田港線を走るあきたクルーズ号。終点の秋田港駅は間もなく。15分の短い旅ではありますが、快適に過ごして盛られたでしょうかね?
この列車が秋田港を起点に秋田県内各地へ直通するようになるとまた新たな観光の選択肢が増えるかもしれません(例えば男鹿線や五能線、羽越線などに乗り入れるとか)

リゾートしらかみ
リゾートしらかみ、ブナ編成時代(キハ48系)の前面展望スペース。確認はしてませんが内装はほぼ当時のままだと思われます。

リゾートしらかみブナ編成
ちなみに左が2016年に登場したリゾートしらかみブナ編成用のHB-E300系。
右が同時に引退したキハ48系リゾートしらかみブナ編成。そして今回あきたクルーズ号にリニューアルされたというわけです。

リゾートしらかみ
こちらはリゾートしらかみ旧ブナ編成の一般車座席。こちらも外から見る限り変わってはいないように思えました。


リゾートしらかみ ボックスシート
ちなみにあきたクルーズ号にはこのようなボックスシート車が2両ついています。
ご覧のとおり椅子を引き出せば足をのばしてゆっくりくつろぐことができます。ファミリーやグループ向けにおすすめ。

あきたクルーズ号
こちらは秋田港線からJR土崎駅へ侵入してくるところ。なかなか複雑な線路を渡ってくるのでスピードも出せないそうです。
この車両も機会があれば乗ってみたいものですね。

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鉄道車両紹介EV-E801系電車

秋田地区の鉄道車両紹介EV-E801系電車(蓄電池電車)

2017年のダイヤ改正から登場したEV-E801系蓄電池電車。男鹿線のキハ40系を淘汰する目的で導入された新型電車。男鹿線は秋田から追分までが電化区間(奥羽本線)と通り、また線路も平坦であるためハイブリッドディーゼルカーではなく蓄電池電車が選ばれたと言います(栃木県の烏山線も同様の理由でEV-E301系が導入済み)。
車両自体はJR九州のBEC819系をベースにカスタマイズされたものです。

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EV-E801系は2両1編成で、秋田側が青色(なまはげの青のイメージ)。ACCUMはJR東日本の蓄電池電車の愛称ですね。

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かわいいなまはげのマークもついて男鹿線の愛称「なまはげライン」とも書かれています。

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秋田駅で701系電車と並んだEV-E801系。顔の形も何もかも違うのがわかります。
この辺がJR東日本とJR九州のデザインの違いかもしれません。

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車内は2両共にロングシートのみ。連結部分には蓄電モニターやトイレも完備。
とにかく静粛性に溢れた静かな電車です。もちろん加速性能もよいので従来のキハ40系には見られないスピード感が感じられるでしょう。

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こちらは追分駅で非電化区間に入る前にパンタグラフが降ろされるところです。
男鹿市発の場合はこの逆、追分駅でパンタグラフが上がるシーンが見られます。

801-6.jpg
こちらは終点の男鹿駅。EV-E801系のために終端に架線柱が立てられ停車中に蓄電するようになっています。
これは烏山線の終点烏山駅にも同様の設備があるようですね。ここで蓄電して折り返し秋田行きとなって引き返してゆきます。

このEV-E801系は毎日2往復秋田と男鹿を結ぶ定期列車に使用中(検査の場合はキハ40系が入るよう)なので時刻表などを見て「M」と書かれてる列車を探してみてください。

 

ウィキペディアのEV-E801系7系電車のページはこちらへ。

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