鉄道車両紹介24系寝台特急鳥海
2016.12.25 Sunday.11:08
鉄道車両紹介24系寝台特急鳥海
列車名としての「鳥海」は1950年上野と秋田を奥羽線経由で結ぶ夜行列車につけられ、1956年に青森まで延長されると同時に急行「津軽」と改称。一時名前は消える。1965年には昼行急行として秋田と上野を羽越線経由で結び名称が復活、1968年10月のダイヤ改正で羽越線経由の夜行急行「鳥海」となる。その後昼行急行は特急に格上げ、青森と上野を羽越線経由で結ぶ485系特急「鳥海」となった(1985年の東北新幹線上野開業と同時に特急「鳥海」は定期運行廃止)
一方、寝台特急鳥海は寝台特急あけぼのと密接な関係を続ける。元々寝台特急あけぼのとして運転されていた一本が1990年山形新幹線小路に伴い羽越線経由に変更、同時に「鳥海」とされた。その後1997年の秋田新幹線開業に伴い、それまで奥羽線経由で運転されていた寝台特急あけぼの」が羽越線経由となり、「鳥海」はその名称を譲り廃止された。
廃止直前の寝台特急鳥海。弘前にて。
廃止直前の寝台特急鳥海。弘前にて。
国鉄時代485系時代の特急「鳥海」。羽後牛島〜新屋間にて。昭和60年ころの写真。