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鉄道車両紹介EV-E801系電車

秋田地区の鉄道車両紹介EV-E801系電車(蓄電池電車)

2017年のダイヤ改正から登場したEV-E801系蓄電池電車。男鹿線のキハ40系を淘汰する目的で導入された新型電車。男鹿線は秋田から追分までが電化区間(奥羽本線)と通り、また線路も平坦であるためハイブリッドディーゼルカーではなく蓄電池電車が選ばれたと言います(栃木県の烏山線も同様の理由でEV-E301系が導入済み)。
車両自体はJR九州のBEC819系をベースにカスタマイズされたものです。

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EV-E801系は2両1編成で、秋田側が青色(なまはげの青のイメージ)。ACCUMはJR東日本の蓄電池電車の愛称ですね。

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かわいいなまはげのマークもついて男鹿線の愛称「なまはげライン」とも書かれています。

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秋田駅で701系電車と並んだEV-E801系。顔の形も何もかも違うのがわかります。
この辺がJR東日本とJR九州のデザインの違いかもしれません。

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車内は2両共にロングシートのみ。連結部分には蓄電モニターやトイレも完備。
とにかく静粛性に溢れた静かな電車です。もちろん加速性能もよいので従来のキハ40系には見られないスピード感が感じられるでしょう。

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こちらは追分駅で非電化区間に入る前にパンタグラフが降ろされるところです。
男鹿市発の場合はこの逆、追分駅でパンタグラフが上がるシーンが見られます。

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こちらは終点の男鹿駅。EV-E801系のために終端に架線柱が立てられ停車中に蓄電するようになっています。
これは烏山線の終点烏山駅にも同様の設備があるようですね。ここで蓄電して折り返し秋田行きとなって引き返してゆきます。

このEV-E801系は毎日2往復秋田と男鹿を結ぶ定期列車に使用中(検査の場合はキハ40系が入るよう)なので時刻表などを見て「M」と書かれてる列車を探してみてください。

 

ウィキペディアのEV-E801系7系電車のページはこちらへ。

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