角館駅で出発を待つ急行もりよし。この花柄の車両がお座敷車両(AN-8808)です。
行程・ワンポイント
1月10日〜12日までの3連休中、秋田内陸線では「急行もりよし号」に普段貸切列車にしか使われないお座敷車両を連結して「新春雪見列車」として運転するというニュースを見ました。お座敷列車ってなかなか乗ることができないのでこれは!と思い下の2人を連れていざ角館へ!
連休最終日だったのでお客さんは少ないかなと予想した通り、お座敷車両に乗ったお客さんはうちの3人とカップルだけ。ちょっと寂しいなと思ったのですが、それもそのはず、前日からの大雪が降り積もり旅行どころじゃなかったんですね。
秋田市ではそれほど積もっていなかったのに角館や阿仁はものすごい雪で驚きました。
まずは早速腹ごしらえから。
角館駅のコンビニでおにぎり、お菓子、駅弁を買って列車に乗り込みました。
秋田内陸線の角館駅では売店はありませんのでご注意を。
ただ車内販売があります。
車内販売で勝ったのがこちら。「みうら庵のバター餅」。
テレビ番組ひみつの県民SHOWで有名になったバター餅。実は食べるのが初めて!うちの子もおいしいと言ってすぐになくなりましたね。
一番有名?なのがこの「阿仁前田みうら庵」のバター餅です。機会があればぜひ食べてみてくださいね。
車窓はどこを見てもホワイトアウト(雪で真っ白)なので子どもたちは漫画を読むかゲーム。
ま、この天気だと仕方ないかなと。車窓を楽しむのは大人になってからでしょうね。
降りる前に記念撮影!
なかなかこのお座敷車両楽しかったそうです。この日は大雪のため20分ほど遅れて目的地の阿仁前田駅に到着。
一番の目的は列車に乗ることだったのですが、ただ乗るだけだとつまらないので、阿仁前田で途中下車していつもの?温泉へ。
阿仁前田駅には駅内に温泉があります。改札を出てすぐ温泉の入り口。
クウィンス森吉です。
帰りは折り返しの急行もりよしにまた乗車するのですが、今度はもう一両の豪華列車の展望車両へ。
豪華たる所以は前面展望と」ここ、「サロンスペース」。
これはゆっくりできますね!帰りもそれほどお客さんはいなかった(2両で40名ほど、うち鉄と思われる人が半分くらい)ので申し訳ないのですが、我が家の3人でゆっくりさせてもらいました。
帰りの急行列車ももちろん大雪のため徐々に遅れが。
それでも慌てるお客さんは少なく、みなさんが列車を楽しんでいたようですね。子どもたちは窓に絵を描いて遊んでいました。
途中駅の上桧木内での一コマ。この雪の量わかりますか?
ほんとにこんな雪の中をぬって走っている秋田内陸線はすごいですね。
秘境鉄道といってもいいかも。
線路を撮るとこんな感じです。
雪しか見えません(笑)
列車は1時間ほど遅れましたが、その分ゆっくり楽しむことができてお得な気分でした。今度は雪が解けてから乗りに来たいですね。
遊ぶところ・みどころ紹介
秋田内陸線沿線で子どもたちを連れて遊べるところは正直ほとんどありません・・・。
我が家の場合は、
- 阿仁前田駅の温泉「クウィンス森吉」・・・温泉入浴、カラオケ、食事ができます
- 阿仁合駅内の食堂「こぐま亭」・・・一流シェフのおいしい食事ができます
列車の紹介(秋田内陸線のお座敷・展望車両)
車内はこの通り!
片側が4人テーブルで片方は2人用のテーブル。
掘りごたつ式なので靴を履いたままでも脱いでも座れるのがいいですね。子どもたちもこれならゆっくり遊べます(この日は乗客が少なかったので)。
この車両は元々急行もりよしとして使われていた物の、経費削減の為イベント時にしか使わなくなりました。
秋田内陸線の中では豪華列車なのに使わないのはもったいない。でも赤字ローカル線だから仕方ないのでしょう。
でもたまにでもいいのでこうやってリゾート急行として走るのはうれしいです。
かかった金額
この親子鉄旅でかかった費用内訳は次の通りです。
- 切符代・・・ホリデー切符(全線)大人2000円、小人1000円
- 食事・お菓子・飲み物・・・コンビニで2000円くらい
- 車内販売・お土産・・・1500円くらい
- その他レジャー・・・温泉入浴、大人460円、小人310円
地図・アクセス方法
秋田内陸線の角館駅近くには市営の無料駐車場があります。そこに止めて駅まで歩くこと5分くらい。
なので角館まで列車または車で行くと秋田内陸線の旅も便利だと思いますよ。
↑↑詳しくはグーグルマップをクリックしてください。
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